表紙ページにもどる

精選リンク集「魚見櫓(やぐら)」


1.牧野邦夫Web美術館
解説:牧野信一の従弟にあたる画家牧野邦夫(1925-1986)の絵画作品と人生を紹介するWebサイト。画家の人生の最良の伴侶であった牧野千穂さんの全面協力のもとに大野貢氏が主宰しています。1989年に刊行された画集すら、すでに「伝説」の領域に移ってしまいつつあるもう一人の「画家マキノ」。その素晴らしい画力と特異な幻視の世界をあなたのパソコンのディスプレイで垣間見ることができる必見サイトです。また牧野邦夫作品にじかに触れることのできる最新の美術館・展覧会情報なども豊富に掲載されています。

(http://www.moonsun.jp/makino/japanese/index_main.html)

『牧野邦夫Web美術館』へGO!

牧野邦夫「千穂のパレット」(パレットに油彩。画像提供:牧野邦夫Web美術館、牧野千穂。無断転載は禁止されています。)

2.ひつじ書房(西瓜喰ふ人)

解説:ひつじ書房はインターネット上でのデジタルテキストの流通の問題に最も真摯に取り組んでいる出版社のひとつだと思います。特筆すべきことに、このサイトの「ひつじ文庫」でマキノ君の「西瓜喰ふ人」が、立原道造の小品とともにデジタルテキストで読めるのです。この作品は『新潮名作選・文学の百年』(1996年、新潮社)で、大江健三郎氏と古井由吉氏によって絶賛されたのですが、文庫に収録されていないため、なかなかそのテキストに触れることができなかっただけにすばらしいことだと思います。(直接「ひつじ文庫」へ行く方は下記をクリック!)

http://www.hituzi.co.jp/hituzi/hibunko/hibunko.html

『ひつじ書房』へGO!

3.ほら貝文芸ホームページ

解説:文芸ホームページ「ほら貝」は、文芸評論家加藤弘一氏が主宰する奥深いWebサイトです。自らの研究領域である石川淳・安部公房関係の記事・論考、ていねいなコメントが付けられた内外の文学関連リンクの充実ぶりはもちろん、日本語の文字コード問題、ブラウザ上での縦書き表現の追求など、インターネット上で文芸を考えるうえで必要不可欠なものがきっちりフォローされていることに畏敬の念すら感じます。『続・西部劇通信』を真っ先に発見・紹介していただいたのも「ほら貝」上でした。多謝!

(http://www.horagai.com/www/home.htm#Mokuji)

『ほら貝文芸ホームページ』へGO!

4.青空文庫

解説:「青空文庫」は、日本文学を中心とした多数のデジタルテキストを提供する、おそらく日本最大のWebアーカイブです。各作品は、読みやすさと、息の長い利用を考慮してテキスト、HTML、エキスパンドブックの三つの形式で提供されており、1997年の活動開始以来、多くの協力者を得てすでに600タイトルを超えるまでに至ってます(1999年11月現在)。この「デジタルテキストの蒼穹」に1999年9月4日、うれしいことにマキノ君の傑作「ゼーロン」もアップされたのです。関係者の皆様に心から感謝申し上げます。

(http://www.aozora.gr.jp/)

『青空文庫』へGO!

5.馬込文士村

解説:大正6年、詩人日夏耿之助が荏原郡馬込村(現在の大田区南馬込、中央、山王付近)に居を定めて以来、東京南郊のこのあたりには、次々と作家・詩人・芸術家たちが移り住み、昭和初年代ごろより「馬込文士村」と称せられる活況を呈していたのです。牧野信一も昭和5年に「村民」となり、翌年三田に転出するまで、尾崎士郎、宇野千代、藤浦洸などと大騒ぎを演じていたようです。「馬込文士村」ホームページでは、多士済々の住人の秀逸なイラストとともに、当時の様子を面白く紹介しています。

(http://club.pep.ne.jp/~nobeta/)

『馬込文士村』へGO!

 

6.文鳥舎

亭主口上(少々お待ちください)

(http://www12.plala.or.jp/bunchousha/)

『文鳥舎』へGO!